さいとうひろおブログ

夢と希望と借金しかない。千葉県の実家から沖縄目指して歩いてます。自分探しではなく、探した結果見つかった答えがこれだった。

【48日目】穴があったら入りたい『慈眼寺、穴禅定』他… 坂本大師堂、御通夜岩、灌頂ヶ滝

どーもどーも。


6月17日(月)


昨晩、道路端で寝る準備をしていたら一台の車が停まり女性が降りてきました。


そして買い物袋の中からパンと飲み物をくれました。




ありがとうございます(^^)


今日はこの少し先にある『坂本大師堂』からお参りです。







ある雪の降る夜、お大師様が岩影で通夜を試みるも寒さに耐え兼ね、地元の一人の老婆に宿を頼み込む。
老婆は火を焚(た)くために機織り(はたおり)を壊してまで薪(まき)にしてお大師様に暖を取らせてくれた。
感激したお大師様は老婆に望みを聞くと「この土地は水が少なく、また霜がとても多く困っている」と言うのでお大師様は杖で土を掘り水を湧かせ、念仏により霜を封じたという。
『坂本』とは地名ですが、この伝説から『霜降らず大師堂』とも呼ばれている。


その老婆を祀ったとされる祠


お大師様は病気を治したりお堂を一夜で建てたり井戸を一夜で掘ったり霜を止めたりと何でもできます。


本当はわざわざ人に助けてもらう必要などないのです。


ではなぜお大師様は人々に助けを求めるのでしょうか。


本当に助けを求めているのは種々の悩みを抱えている民人なのです。


お大師様は困っている人達の前に、あえて困っている人を演じて現れます。


そうして彼らの反応を窺(うかが)っているのです。


お大師様は絶対的な存在として上から目線で助けてやろうとも罰を与えてやろうとも思っていません。


お大師様は「鏡」なのです。


お大師様に助けてもらえた人というのはお大師様を助けた人であり、お大師様に罰を与えられた人というのはお大師様を蔑(ないがし)ろにした人なのです。


「因果応報(いんがおうほう)」


お大師様はこの宇宙の真理の体現者なのです。


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坂本大師堂の石碑に刻まれた逸話に登場する、お大師様が通夜(つや)を試みた大岩が南側にあります。





旧跡として小さなお堂も建っています。







ここを初めてGoogleマップで見たとき『通夜堂』と表示されていました。
私はそれを当てにして来てみたら『お通夜の岩旧跡』だったのでまったく拍子抜けしてしまい、それでなんとかあたりを散策して道路端で寝ることにしたのです。 


私はその後にGoogleマップに名前の変更を提案して受け入れられ、現在ではきちんと表示されています。


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さてここから別格三番兼二十番奥の院である慈眼寺へ向かいます。
「じげんじ」と読みますが地元の方は「じがんじ」と言っていました。


山中の歩き遍路道を黙々と進みます。
この間の写真は撮っていません。
とても素晴らしい遍路道です。
是非ご自身で歩かれることをお勧めします。




というわけで到着しました。

『月頂山 宝珠院 慈眼寺』
(げっちょうさん ほうじゅいん じげんじ)

別名『穴禅定(あなぜんじょう)の寺』










「穴禅定」とはこれいかに?


禅定とは平たく言えば修行です。
ここの穴禅定は有料制でお寺の方に先導していただかなければなりません。
それほど危険であり、だからこそ霊験(れいげん)あらたかでご利益もあるというわけです。


穴のなかはとても狭いところが多いため、あらかじめ最低限通れる体型であるかを測る目安が境内に設置してあります。






実際に入る時にはポーチも外しますし余計な持ち物はポケットにも入れてはいけません。
というか入れていたら引っ掛かるおそれあり!
それほど狭い!


聖なる行場であるためお寺から白衣(びゃくえ)を貸してもらえます。
ズボンが汚れるのが嫌な方はレインパンツも売ってます。





納経堂と大師堂が隣り合っており、本堂と行場はさらに上ったところにあります。





本堂に着くまでの階段もなかなかキツイくらいです。




余計な持ち物はカゴに入れておき、先導さんの指導のもとこの行場の縁起を聞いたり御真言を唱えたり注意事項などの説明を受けてから穴禅定の入口へ向かいます。写真中央上ですね。
厳重に鉄格子で囲われ施錠してあります。








穴の中は想像を越える狭さで、先導さんの言う通りに体を動かさなければ本当に先へ進めません。
私は途中で何回か身動きが取れなくなり危ない思いをしました。

中は鍾乳洞になっており見事な自然の造形でした。
最奥には広い空間があり仏像も奉ってありました。

最初にここを発見し行場を確立した人は凄い!

田舎の更に山奥の山の上、お金を払い危険を伴ってでも体験する価値ありの穴禅定でした。




さて下りですが、来た道とは違って南に向かいます。

 
目的地は『灌頂ヶ滝(かんじょうがたき)』です。






ちょうど木々の間から滝が見えます。
岩肌を伝わない直下型の滝です。




かなり遠く感じますがそれほどでもありません。




若干漢字の字体が違いますが『御来迎(ごらいごう) 潅頂ヶ瀧』とありますね。





「来迎」とは神や仏がこの世に降りてくることであり「灌頂」とは水修行のことです。




看板に書いてあるのは覚鑁(かくばん)と読みます。
とても偉いお坊さんのようですよ。




いやー、壮観ですね。








雨の翌日に見てみたいです。




階段を上がったところにお不動様。








さらに階段を上ったところに覚鑁上人作のお不動様があります。







ここから東へ向かって道の駅に戻ります。
坂を下っていくと突如巨大なアート作品が。




デカ怖い((( ;゚Д゚)))


このヘアピンカーブのところから2つの滝が拝めます。




まずはガードレール越に雌淵(めんぶち)。





ここから入って少し歩くと雄淵(おんぶち)。




これはこれで迫力のある滝でした。
道路からすぐなので近くに来た際はぜひ立ち寄ってみてください。







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