さいとうひろおブログ

夢と希望と借金しかない。千葉県の実家から沖縄目指して歩いてます。自分探しではなく、探した結果見つかった答えがこれだった。

【28日目】十二番『焼山寺』と奥の院、勘違いによる遭難、そして流血…

5月28日(火)  28日目


朝から雨である。


柳水庵(りゅうすいあん)の軒下で寝ていて良かった。


しばらく動き出す気が起きなかったがもぞもぞと準備をして出発。


その時に一人の外国人のお遍路さんがやってきた。


「おはようございます」と挨拶すると流暢(りゅうちょう)に「おはようございます」と返してくれた。


柳水庵の次に現れるのが浄蓮庵(じょうれんあん)である。


雨で体が重いぜ


ここは別名、一本杉庵。
見上げるほどの立派な巨木と、これまた大きなだいし像が迎えてくれる。




追い付いた外国人のお遍路さん。木と像の大きさがわかる


ここのお堂の軒下でお遍路さんと談笑しながらしばらく休憩。


そうしているうちに雨が小降りになった。


焼山寺まであと2キロもない。




なんと美しい光景か。


射す光は清々しく鮮烈で、直立する木々は険しい山道を登ってきた巡礼者に敬意を持って整列しているようだ。


苦労が報われ労いの言葉をかけられている気持ちになる。




右手には駐車場がある。山門は道に沿って左に進む。


ありがとう


遠景で分かりづらいがめちゃデカイ


この階段の上だ


十二番『摩盧山 正寿院 焼山寺
(まろざん しょうじゅいん しょうざんじ)





納経堂の先にある自動販売機で『命の水』を飲む。




6年前もコーラを飲んだ。


世界一美味しいコーラだ。






他の霊場でも思うが、どこからこういう奇想天外な伝説が生まれていつから正史になってしまうのだろう。


納経を済ませて御朱印をいただき、奥の院への道を伺う。


すると丁寧に道や注意事項の説明があり、荷物も預かってくれるという。


左は『聖天堂』、坂を上がるのが奥の院


歩きやすい道である。


岩影にお不動さまと大師さま





これまた立派な大岩に大蛇が封じられているようだ。





分岐が現れた。




竜王窟(りゅうおうくつ)へは地図で見ると次の札所へ向かう下り坂の途中から行く道しか書かれていなかったので、ここから行けるならラッキーだ。帰りに寄ろう。


次に現れるのは『お杖大師』




たしか納経堂で『お杖大師』だと言っていた記憶。


よくここを奥の院だと勘違いして帰ってきてしまう人がいるそうだ。


ここから先は道が狭くなり山の背を伝っていく感じだ。


足を滑らせて脇に落ちたら大変なことになる。


そして到着、奥の院蔵王大権現(ざおうだいごんげん)だ。





このお堂は劣化の程度が甚だしい。




拾ったような棒で支えてるw




下はジャッキ。


雨で視界が煙っていたので見晴らしが良くなかったのは残念だが、スムーズにお詣りできて良かった。




さあ、帰りは竜王窟だ。


と思いきや通行禁止の縄が張ってある。




思案して「行けるところまで」と思い進む。




倒木により道が塞がれている箇所が4、5ヵ所はあっただろうか。


他にも道が落葉に覆われて見えづらいところもあった。


だが行けない程ではない。


これは帰りに気づいたことだが、わざわざこちらの道を行かなくても焼山寺の山門を下って次の札所へ向かう途中の道から行った方がめちゃくちゃ近い。


道しるべの看板はないがはっきりわかる。


上から下りてきて右に進むと竜王


道はそこそこに荒れているが奥の院ルートから向かうより余程マシだ。




これまた見事な大岩の下にお不動様が。




かっこいいー!





さてこの道しるべの「奥の院」は来た道を指しているが、「目洗大師」と「聖天堂」はどこにある。


戻りがけに探すが…


これが大師様かな?


見落としたのかこれらを差し示す看板は無かったように思う。


寺に戻ってきて奥の院への分岐から聖天堂を目指す。





ここからがドツボの始まりだった…。


「330メートル」という短い距離と、納経堂の窓から水平位置にその姿を確認できる場所にありながら、私は二度のアタックによっても辿り着けないのだ。


納経堂の方は辿り着けないことが不思議なような、ちょっと呆れているような風だった。


なぜだ!


私は狐か狸にでも化かされているのだろうか。


お堂が閉まる17時を過ぎても諦めきれず最後のアタック!


私はムキになって道なき山に深入りし、来た道も分からなくなり斜面を三度も滑り落ち、ズボンはどろどろ、自撮り棒は紛失、右腕を深く切り出血など散々な目にあった。


その甲斐あってか(?)最後には聖天堂を見つけることができた!



「聖天」と「歓喜天」は同じ神様





見つけるのに2時間もかかったのに帰り道は5分だった…。


その驚くべき原因は後日YouTubeにアップします。


まさか焼山寺を2日かけても下りられないとは。


途中にある杖杉庵(じょうしんあん)にて力尽きる。





今夜はここの軒先を借りて寝よう。


この迷走具合が伝わるだろうか














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