さいとうひろおブログ

夢と希望と借金しかない。千葉県の実家から沖縄目指して歩いてます。自分探しではなく、探した結果見つかった答えがこれだった。

【9日目の2】我が家の亡き犬を偲んで納経、落涙。思い出の 『犬墓大師堂』

6年前、最後の札所を打ち終えた私は一番へ戻るべく山道を下っていました。


その途中、地図を見誤り迷いこんだ先で偶然発見したのが『犬墓(いぬはか)大師堂』でした。




今回のお遍路の予定では帰りにこのルートは通らないので、初めにお参りをしなければならないのです。






石碑にあるように、お大師様の飼い犬が襲いかかる猪との闘いの末に命を落としました。


お大師様はたとえ犬であっても慈悲の心をもって篤く弔ったのでした。


お堂を建て、阿弥陀如来(あみだにょらい)まで祀ったのです。


こちらは地蔵堂


犬好きで当時我が家にも犬がいた私はこのエピソードに心打たれ、お大師様のことがますます好きになりました。






あれから6年の間に、我が家の犬は亡くなりました。


犬墓大師堂へのお参りはより強い願いとしてずっと胸の内にありました。





前回はお堂の中には入らなかったのですが、扉に「どうぞ上がってお参りください」と貼り紙があったので上がらせていただきました。


大師像の両脇には、誰が持ち寄ったかおそらく亡き愛犬の写真がたくさん並んでいました。


私はそれらを見て涙がポロポロこぼれました。


いつもより一層心を込めて般若心経を唱えました。




一見して不気味に思えた地名の裏には、お大師様の慈愛の心と地元の人たちの強い思いがありました。


私は満足して来た道を戻りました。





足跡の記録は途中で止めてしまいましたが、明日の目的地に向けてもう少し歩きました。


日も暮れかけたころ、歩道をゆく人は私以外にほぼいない中、一人のおばあちゃんに会いました。


おばあちゃんは自転車を押しながら坂を登ってすぐ近くの家へ帰るところでした。


私は休憩がてら荷物を下ろしておばあちゃんとお話をしました。


おばあちゃんは何度も「飲み物買うお金は持ってるのかい?」と心配してくれました。


私が「大丈夫だよ!ありがとね!」と言うと「そうかい、気をつけてね。もう会えないね」と言いました。


おばあちゃん、たしかにもう会うことはないと思う。


でも会ったことはずっと忘れないよ!


元気でね!












最新の近況報告はこちらから随時更新中!!

↓↓↓↓↓↓↓


ツイッター


インスタグラム